極微弱光検出CCDカメラだけの性能で、より満足できる計測はできません。トータル的な性能に留意する必要があります。最も重要なことは、実績と経験です。ユーザのほしいデータを、すでに取ったことのあるシステムであれば、一番適切ですし、その時の計測条件を考慮することが必要です。 ソフトウェアは重要です。ユーザのほしいデータを取り込み、計算し、出力できることが必要です。処理速度と内容に留意すべきです。また、アプリケーションに合ったシステムであるかどうかの判断も必要です。 検出器、コントローラ、ソフト、パソコンをそろえ、次は、データを取ることになります。このとき、オプションが重要になります。例えば、光学系です。光ファイバを使用したり、レンズ系を使用したり、方法は、たくさんありますが計測装置は、構成部品の装置関数の積で、総合性能が決まります。オプション以外が90%の出来でも、オプションが10%のできであれば、0.9×0.1=0.09、総合性能は9%になってしまいます。オプションの装置についても、厳選しなくてはなりません。 |
冷却CCDカメラとは? >